ライスパワーNo.11エキスを高配合した化粧品で、とくに人気なのがライースリペアとライスフォース。
どちらを選ぶか迷うことが多いこの2つを、成分・価格・濃度、さらにデザインやコスパなどで徹底比較してみました。
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ライースリペア VS ライスフォース【成分比較】

成分は、どちらも基本の3点(化粧水・美容液・クリーム)の比較です。
化粧水の成分比較
ライースリペア (インナーモイスチュアローション) | ライスフォース (ディープモイスチュアローション) |
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有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 エタノール 1,3‐ブチレングリコール ジプロピレングリコール 濃グリセリン トリメチルグリシン メチルパラベン アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 2‐アミノ‐2‐メチル‐1,3‐プロパンジオール ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(25E.O.)(30P.O.) クエン酸ナトリウム 精製大豆レシチン ヒアルロン酸ナトリウム(2) グリチルリチン酸ジカリウム ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 植物性スクワラン カミツレ油(2) 水酸化大豆リン脂質 アルカリゲネス産生多糖体 ショ糖脂肪酸エステル 天然ビタミンE クエン酸 | 有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 エタノール BG DPG 濃グリセリン グリチルリチン酸2K DL-PCA・Na液 大豆リゾリン脂質液 ヒアルロン酸Na-2 植物性スクワラン 天然ビタミンE PEG(120) POE・POPデシルテトラデシルエーテル POE(25)POP(30) カミツレ油-2 粘度調整剤 pH調整剤 メチルパラベン |
ライスパワーNo.11エキスが有効成分で、5番目までの成分はまったく同じです。
1,3‐ブチレングリコールはBGのことで、ジプロピレングリコールはDPGのこと(ややこしいので統一してほしいですね)。
5番目に濃グリセリンが続きます。
ライスフォースの方は6番目に、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2K、ライースリペアの方は14番目に同じ成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」があります。
使い心地はどちらも似た感じですね。
美容液の成分比較
ライースリペア (インナーモイスチュアエッセンス) | ライスフォース (ディープモイスチュアエッセンス) |
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有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 デカメチルシクロペンタシロキサン エタノール 濃グリセリン メチルポリシロキサン 1,3‐ブチレングリコール ジプロピレングリコール ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ポリオキシエチレンセスキステアリン酸メチルグルコシド 2‐エチルヘキサン酸セチル オリブ油 ポリオキシプロピレンメチルグルコシド セスキステアリン酸メチルグルコシド ポリアクリル酸アミド ポリオキシエチレンステアリルエーテル バチルアルコール 軽質流動イソパラフィン アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 メチルパラベン キサンタンガム ヒアルロン酸ナトリウム(2) ポリオキシエチレンラウリルエーテル(7E.O.) 天然ビタミンE グリチルリチン酸ジカリウム エデト酸二ナトリウム 植物性スクワラン オレンジ果汁 モモ果汁 カミツレ油(2) クエン酸 水酸化ナトリウム | 有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 シクロペンタシロキサン ジメチコン 濃グリセリン エタノール BG DPG POE・ジメチコン共重合体 オクタン酸セチル オリブ油 植物性スクワラン 天然ビタミンE POPメチルグルコシド ポリオキシエチレンセスキステアリン酸メチルグルコシド セスキステアリン酸メチルグルコシド グリセリンモノステアリルエーテル POE(7)ラウリルエーテル 軽質流動イソパラフィン ヒアルロン酸Na-2 グリチルリチン酸2K POEステアリルエーテル カミツレ油-2 粘度調整剤 pH調整剤 EDTA-2Na メチルパラベン |
上位に配合されている成分は化粧水同様似ていますが、配合順番が違います。
ライースリペアではエタノールが3番目ですが、ライスフォースでは5番目。
オリブ油・植物性スクワランも共通していますが、ライスフォースの方が記載が上ですが・・・大きな差はなさそうです。
美容液はかなりサラッとした使い心地で、どちらもラインの中ではライスパワーNo.11エキスを高濃度に配合しています。
クリームの成分比較
ライースリペア (インナーモイスチュアクリーム) | ライスフォース (ディープモイスチュアクリーム) |
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有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 1,3‐ブチレングリコール 2‐エチルヘキサン酸セチル 植物性スクワラン メチルポリシロキサン 濃グリセリン ホホバ油 メドウフォーム油 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル ミリスチン酸ミリスチル ミリスチルアルコール ステアリン酸 N‐ラウロイル‐L‐グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2‐オクチルドデシル) エタノール モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) モノステアリン酸ソルビタン トリメチルグリシン バチルアルコール N‐ステアロイル‐L‐グルタミン酸ナトリウム メチルパラベン オレンジ果汁 天然ビタミンE ブチルパラベン プロピルパラベン エデト酸二ナトリウム 疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース モモ果汁 キサンタンガム ノバラエキス クエン酸 クエン酸ナトリウム | 有効成分:ライスパワーNo.11エキス 水 オクタン酸セチル BG 植物性スクワラン 濃グリセリン ジメチコン N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル) ベヘニルアルコール ステアリン酸 ステアリン酸ポリグリセリル ステアリン酸PG ラウリン酸ソルビタン ミリストイルグルタミン酸Na グリチルリチン酸2K 粘度調整剤 pH調整剤 メチルパラベン プロピルパラベン ブチルパラベン |
化粧水と美容液の成分は似ていましたが、クリームで大きく違うのがわかります。
ライースリペアの方は成分数31個、ライスフォースの方は19個で10個以上も違います。
注目すべきは”油分”。
植物性スクワランは共通していますが、ライースリペアの方には「ホホバ油」と「メドウフォーム油」が配合されています。
私もライースリペアのなかではクリームが一番お気に入りで、ベタベタしないのに保湿してくれるところが大満足♪
年齢肌ケアには、ライースリペアのクリームの方がおすすめですね。
- 全体的に適度な保湿力があり、成分数が少ないのは「ライスフォース」
- 化粧水と美容液はさっぱり、最後に油分をしっかり補うのは「ライースリペア」
ライースリペア VS ライスフォース【濃度比較】

次は、この2つの化粧品の要「ライスパワーNo.11エキス」の濃度について比較します。
とは言っても、ライスパワーNo.11エキスの濃度について公表しているのは、ライスフォースだけ。
化粧水 | 約40%配合 |
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美容液 | 約50%配合 |
クリーム | 約40%配合 |
上記の表が、ライスフォースのライスパワーNo.11エキス配合量です。
一番高額な美容液は、半分ほどがライスパワーNo.11エキスということですね♪
ライースリペアのライスパワーNo.11エキス濃度は?

これは、はっきりとわからないままです。
しかし、成分・商品価格ともに似ているので、配合量も同じか多いかのどちらかと推測できます。
“少ない”ということは・・・ありえません。
というのも、ライースリペアは、ライスパワーエキス開発の勇心酒造株式会社が製造販売しているからです!
本家本元が、配合量をケチることはありえません。
そこをケチって効果がなかったら、原料のライスパワーすら売れなくなるからです。
- ライースリペアとライスフォースの有効成分濃度は同じぐらいと結論
ライースリペア VS ライスフォース【価格比較】
続いて、ライースリペアとライスフォースの価格比較をしていきます。
現品のサイズと税抜定価を一覧にまとめました。
アイテム/ブランド | ライースリペア | ライスフォース |
---|---|---|
化粧水 | 120ml 8,800円(税込) | 120ml 8,800円(税込) |
美容液 | 30ml 11,000円(税込) | 30ml 11,000円(税込) |
クリーム | 40g 8,800円(税込) | 30g 8,800円(税込) |
ライースリペアとライスフォースは、定価もまったく同じなんです。
ただ、唯一違うのがクリームの量!!
ライースリペアの方がライスフォースより10g多いので、定価購入ならお得ですね。
トライアルセットの価格比較
ライースリペアとライスフォースにはトライアルセットがありますが、お試しできる期間設定や価格が異なります。
ライースリペア
ライースリペアには2種類のトライアルセットがあります。
10日分のトライアルセットが1,925円(税込)。
10日分セットにミニボトルの化粧水がプラスされて、化粧水だけ1か月分に増えた実感セットが2,750円(税込)です。
ライスフォース
ライスフォースは、じっくり体験してほしいという思いから30日試せるトライアルセットがあります。
価格は3,850円(税込)で、回数縛りはありませんが定期コースの申し込みになります。
- 価格的に試しやすいのはライースリペア
試したいトライアルセットはどれ?
ライースリペアとライスフォースで迷っている人は、トライアルセットの金額で選ぶのもありですよ。
また、とりあえず試したいなら一番安いライースリペアのトライアルキット。
じっくり使いたいタイプの人は、ライースリペア実感セットかライスフォースの30日セット。
気に入ったら現品を使うつもりなら、両方試してみるのが一番♪

ライースリペア VS ライスフォース【コスパ比較】

「気に入ったら現品買いたいけど、値段が高いと続かないかも・・・」
私も同じです(笑)
実際、私にとってはライースリペアもライスフォースもお高い部類の化粧品に入ります。
定期購入で安くなれば続けやすいので、定期で買った場合の価格と1日あたりのコスパをまとめました。
ライースリペア定期購入 10%割引 |
割引価格(税抜) |
60日分として1日あたり (美容液は45日分) |
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化粧水 | 7,920円(税込) | 132円 |
美容液 | 9,900円(税込) | 220円 |
クリーム | 7,920円(税込) | 132円 |
ライースリペアの定期購入割引率は10%。
本音を言うと、もうちょっと安くなれば嬉しいですね。
続いてライスフォース。
ライスフォース定期購入 20%割引 |
割引価格(税抜) | 60日分として1日あたり |
---|---|---|
化粧水 | 7,040円(税込) | 117円 |
美容液 | 8,800円(税込) | 146円 |
クリーム | 7,040円(税込) | 117円 |
ライスフォースの定期便は、1点で10%、2点で15%、3点で20%、4点以上で25%オフになります。
化粧水・美容液・クリームを買ったと仮定して、20%オフで計算しています。
20%安くなると、かなりお得に感じますね。
- 定期購入で安くなるのは「ライスフォース」
ライースリペア VS ライスフォース【デザイン比較】

最後に、使いやすさや見た目のデザインなどを比較してみました。
化粧品の効果には関係ない部分ですが、女性だったらお洒落な方が嬉しいですからね♪
使いやすさ
化粧水とクリームの容器は一般的な回すタイプ、美容液はプッシュ式ボトル。
ライースリペアとライスフォース、使いやすさは同じですね。
デザイン


正直なところ、デザインに凝っているのはライスフォースですね。
お米をイメージさせる丸みのあるラインに、深いブルーが美しいです。
対して、ライースリペアは、濃い茶色のシンプルデザイン。
ただ、実直な印象を受けるので、“中身で勝負”なのかもしれません。
両方とも、遮光カラーになっているところは◎
素材

ライスフォースは、すべてプラスチックでできています。
ライースリペアも美容液・クリームはプラスチックですが、化粧水のボトルだけガラス製です。
どういう違いがあるのか調べてみたら、化粧品のOEM開発の日本ゼトック株式会社にこんな記事がありました。
化粧品容器の材質には、大きく分けて樹脂(プラスチック)とガラスがあります。
樹脂は、化粧品容器に使われている素材としてもっともメジャーなもので、ガラスと比較して軽くて安価です。適度な光沢と清潔感があり、化粧品の入れ物としてはまさにうってつけだといえるでしょう。
また、加工しやすいため、さまざまな形状の容器を作ることができますし、表面に着色・加工を施すのも容易です。不透明なものを選べば太陽光(紫外線)を通さないため、光によって品質が劣化する化粧品にも適しているといえるでしょう。安価なので、大量生産にも向いています。
一方、ガラスは高級感があり、空気による酸化や成分が吸着されるおそれがないため、 製剤の安定性が保ちやすい特徴があります。また、変形しづらく熱を通しにくいため、外部からの影響によって変質しやすい化粧品の容器に適しているといえるでしょう。ただ、重く衝撃に弱いため、充填工場が限られる場合があります。
https://zettoc-cosme-oem.jp/media/2018/06/12/33
これは記事の一部分「材質」に関しての文章です。
この他にも形状やデザインなどの部分があり、読んでみると新たな発見がありました。
気になる人は、読んでみてください。けっこう面白いですよ♪
で、化粧水の材質ですが、プラスチックは軽くて割れないというのが、最大のメリットではないでしょうか!
反対にガラス製は重くて持ち運びには不向きですが、品質の安定性という点ではかなり安心感があります。
ライスフォースもライースリペアも購入時は通販なので、持ち運ぶのは旅行のときぐらいでしょうか?
旅行に行くときは小さな容器に詰め替えて行く人がほとんどだろうし、素材の材質に関しては深く考えなくてもいいですね。
- お洒落なデザインなら「ライスフォース」
- 容器の使いやすさは互角!
- ライースリペアの化粧水はガラスボトル
関連記事 ライースリペアの容器や素材 化粧水がガラス持ち歩きには不向き
ライースリペアとライスフォース 結論はどっちがおすすめ?
成分や値段、容器の素材などを比較しましたが、化粧品の勝負は中身ですよね(笑)
結局は、自分にしっくり来た方を選ぶしかありません。
簡単にまとめると以下ですね。
- サラッとした使い心地がいい
- 成分数はなるべく少ない方が好き
- トライアルで納得できるまでお試ししたい
- 定期購入で安く購入したい
- 化粧品ボトルのデザインも重視したい
- ベタつかないけど保湿力は欲しい
- 開発元の商品が一番安心できる
- トライアルは安い方が試しやすい
- 価格よりも効果を重視したい
- ボトルデザインにこだわりはない
私は、ライスパワー開発元の「ライースリペア」を愛用しています!
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