「化粧品はどれを使っても同じ」って聞いたことはないですか?
確かに、保湿さえできれば、どれを使っても同じかもしれません。
それに、化粧品は成分や製造方法、ブランドによって異なりますが、同じ成分を含むものもあります。
しかし、個人の肌質や環境によって合う合わないはもちろん、どこまで浸透するかという違いもあります。
化粧品はどれも同じ?本当に効果のある化粧品はどこまで浸透するか
一部の成分は基底層にまで浸透することができますが、ほとんどの化粧品は角質層までの浸透です。
基底層に浸透すると何が違うのか?
基底層に浸透する化粧品は、肌の状態に大きな影響を与えます。
基底層は皮膚の最も深い層であり、細胞の新陳代謝や肌の再生に関与しています。
化粧品の成分がこの層に浸透することで、肌細胞の活性化や保湿効果が期待できます。
ただし、肌に合わない成分が含まれている場合は、かえって肌トラブルを引き起こすこともあります。
そのため、まずはトライアルセットなどでお試しすることが大切です。
基底層まで浸透する成分とは?
基底層まで浸透するかどうかは、成分よりもその化粧品に表示されているかどうかで判断します。
例えば、ライスパワーNo.11は基底層まで浸透する成分ですが、ブランドによって違います。
ライスパワー開発元の基礎化粧品「ライースリペア」は、上記の画像のように【基底層まで】と表示されています。
しかし、ライースリペア以外のライスパワー11化粧品は、【角質層まで】の表現のみ。
その成分の開発元、研究元だからこそ【基底層まで】と言い切れるのかもしれませんね。
ドラッグストアで買える化粧品とデパコスの違いは?
ドラッグストアで買える化粧品とデパートで買える化粧品(デパコス)には、いくつかの違いがあります。
一般的に、デパートで販売されている化粧品は、高級で高品質なものが多い。
保湿力や美白効果、アンチエイジングなど、さまざまな効果を表現しているものが多い印象。
パッケージやブランドイメージも重視されていますよね。
一方、ドラッグストアで販売されている化粧品は、手頃な価格で購入できるラインナップが豊富。
スキンケアやメイクアップの、基本的なアイテムが揃っています。
ただし、成分や効果については、デパートで販売されているものと比較するとやや劣る場合もあります。
しかし、最近ではドラッグストアでも1万円を超える基礎化粧品が並んでいるため、すべてがプチプラとは言えなくなりましたね。
化粧品の成分表を見るときに注目すべきポイント
化粧品の成分表を見るときに、注目すべきポイントは以下の通り。
シミ予防ならビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、肌の保湿にはセラミドなど、自分が優先している成分が入っているか確認しましょう。
成分の表示順序
成分は配合量の多い順に表示されます。
よって、配合量の多い成分が肌に与える影響が大きいことを考慮して、表示順序に注目することが重要です。
医薬部外品の場合は、有効成分に着目。
含まれている成分
化粧品に含まれる成分を把握することで、自分の肌に合った化粧品を選ぶことができます。
特定の成分に対してアレルギーがある場合は、その成分が含まれていないか確認することも重要です。
防腐剤や香料などの添加物
化粧品には、防腐剤や香料などの添加物が含まれている場合があります。
とくに香料は好みに左右されるため、迷うなら無香料を選ぶと安心です。
防腐剤については賛否両論ありますが、入っていないと腐ってしまうため、どの化粧品にも何かしら腐敗を防ぐ成分は入っているのが当たり前です。
以上のポイントに注目することで、自分に合った化粧品を選ぶことができます。
化粧品はどれも同じ?本当に効果のある化粧品を選ぶポイントまとめ
化粧品はどれも同じように思えても、実は浸透する成分や場所などが違います。
本当に効果のある化粧品を選びたいなら、基底層まで浸透する化粧品を選ぶこと!
まずは、実際に使った人の口コミやレビューをチェックして、トライアルからお試ししてくださいね。