ライスフォースは医薬部外品の基礎化粧品。
香料や合成着色料などは使わず、肌への優しさにこだわって製造されています。
でも、本当に肌に優しいのか気になったので、ライスフォースの有効成分などを調べて成分表にしました。
また、安全性を考えて基本3点の成分解析結果もまとめています。
化粧品の成分と言えば、かずのすけさんの解析も気になるところ。
ライスフォースについてどんな風に書いているか調べてみました。
ライスフォース基本3点の成分表と解析結果

ライスフォースには数種類のトライアルキットがありますが、基本は化粧水・美容液・クリームの3ステップです。
医薬部外品のスキンケアアイテムなので、きちんと有効成分が表示されています。
ライスフォースの有効成分と全成分一覧、毒性判定の結果をまとめてみました。
有効成分
ライスパワーNo.11(水分保持能の改善)
肌が水分を保つ力を改善する「皮膚水分保持能改善」を認可された唯一のエキスです。
https://www.riceforce.com/stc/item/deep/lotion.aspx
ディープモイスチュアローション(薬用保湿化粧水)
・無香料、無着色、石油系界面活性剤不使用、動物性原料不使用、弱酸性
有効成分
ライスパワーNo.11エキス
その他の成分
水、エタノール、BG、DPG、濃グリセリン、グリチルリチン酸2K、DL-PCA・Na液、大豆リゾリン脂質液、ヒアルロン酸Na-2、植物性スクワラン、天然ビタミンE、PEG(120)、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、POE(25)POP(30)、カミツレ油-2、粘度調整剤、pH調整剤、メチルパラベン
毒性判定で赤字となった成分
赤表示成分名 | 種類・効果 |
---|---|
POE(25)POP(30) | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ディープモイスチュアエッセンス(薬用保湿美容液)
・無香料、無着色、石油系界面活性剤不使用、動物性原料不使用、弱酸性
有効成分
ライスパワーNo.11エキス
その他の成分
水、シクロペンタシロキサン、ジメチコン、濃グリセリン、エタノール、BG、DPG、POE・ジメチコン共重合体、オクタン酸セチル、オリブ油、植物性スクワラン、天然ビタミンE、POPメチルグルコシド、ポリオキシエチレンセスキステアリン酸メチルグルコシド、セスキステアリン酸メチルグルコシド、グリセリンモノステアリルエーテル、POE(7)ラウリルエーテル、軽質流動イソパラフィン、ヒアルロン酸Na-2、グリチルリチン酸2K、POEステアリルエーテル、カミツレ油-2、粘度調整剤、pH調整剤、EDTA-2Na、メチルパラベン
毒性判定で赤字となった成分一覧
赤表示成分名 | 種類・効果 |
---|---|
POPメチルグルコシド | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ポリオキシエチレンセスキステアリン酸メチルグルコシド | 合成界面活性剤、乳化剤 |
セスキステアリン酸メチルグルコシド | 合成界面活性剤、乳化剤 |
グリセリンモノステアリルエーテル | 合成界面活性剤、乳化剤 |
POE(7)ラウリルエーテル | 合成界面活性剤、乳化剤 |
POEステアリルエーテル | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ディープモイスチュアクリーム(薬用保湿クリーム)
・無香料、無着色、石油系界面活性剤不使用、動物性原料不使用、弱酸性
有効成分
ライスパワーNo.11エキス
その他の成分
水、オクタン酸セチル、BG、植物性スクワラン、濃グリセリン、ジメチコン、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、ベヘニルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸ポリグリセリル、ステアリン酸PG、ラウリン酸ソルビタン、ミリストイルグルタミン酸Na、グリチルリチン酸2K、粘度調整剤、pH調整剤、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン
毒性判定で赤字となった成分一覧
赤表示成分名 | 種類・効果 |
---|---|
ステアリン酸ポリグリセリル | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ステアリン酸PG | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ラウリン酸ソルビタン | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ミリストイルグルタミン酸Na | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
ライスフォースの解析結果について
3種類すべてに合成界面活性剤が使われていますが、これはどの化粧品にも入っているもの。
油性の成分と水性の成分を安定した状態で混ぜるためには、「乳化剤」が不可欠ですからね。
公式サイトにも石油系界面活性剤は不使用と明記されています。
香料も使用していないので、香りはすべて原料臭。
確実に自分の肌に合うかどうか確かめるためにも、トライアルキットで試してみるのがおすすめです。
アルコール(エタノール)を使用しているのはなぜ?
アルコールは蒸発するもの。
だから、保湿化粧品にはあまり配合してほしくない成分ですよね。
でも、ライスフォースのアイテムにも、一部エタノール配合の商品があります。
一部商品に必要最低限のアルコールを使用しています。一般的に「アルコールフリー」の定義はエタノールを使用しないことです。アルコールを省くと逆に他の防腐剤を多用しなければならなくなり、その量によってはかえって刺激を感じる場合もあります。そのためライスフォースでは、ごく微量のアルコールを使用しています。
Access Denied
アルコールは防腐剤の役割を果たしているのですね。
乾燥を感じない程度の配合みたいですが、エタノールに敏感な人は必ずお試ししてくださいね。
ライスフォースの使用期限は?

化粧品を保存するときは、気温が40℃以上、-5℃以下になる場所を避けて保管すること。
もちろん、直射日光も避けてください。
その条件下で保管したものは、未開封なら製造日より3年が使用期限です。
開封したら、1年以内に使いきりましょう。
ライスフォースと成分が似てる化粧品は?
「配合成分が似ていて、ライスフォースより安い化粧品を探している」という声も聞きます。
ライスフォースと似ているものと言えば、ライスパワーNo.11エキスを配合したコーセーの米肌が有名ですね。
しかし、米肌とコスパ比較しましたが、1日分あたりで計算すると大差ありません。
化粧水・美容液・クリームすべてが医薬部外品なのはライスフォース。
成分が似ているから効果も同じとは限りませんよ。
そして、角質層までじゃなく、セラミドなどの細胞間脂質を生み出す基底層まで浸透するのは、ライースリペアだけです。
ライスフォースの成分 かずのすけさんの見解は?
化粧品を成分から解析して、消費者によりわかりやすく解説してくれるかずのすけさん。
かずのすけさんはライスフォースではないですが、ライスパワーNo.11エキスについて語られています。

要約すると、ライスパワーNo.11エキスは詳しい成分の構成などが非公開のため不明ですが、恐らく主要成分は「セラミド」もしくは「セラミド前駆体」ではないかと考えているそうです。
そして、水分保持能改善効果について、化学的にわかりやすく説明してくれています。
最後に、「セラミドを増やすような働きで肌の機能を改善する効果は間違いなく認められるので、期待できますね!」と書かれていました。
ライスパワーが認められて、私も嬉しいです♪
肌への優しさにこだわった医薬部外品のライスフォース

ライスフォースには合成界面活性剤が使われていますが、石油系のものは入っていませんでした。
また、無香料や合成着色料不使用など、肌への優しさにあふれています。
角層の隅々まで水分をキープすることができるライスパワーNo.11エキス。
うるおい不足やインナードライ、エイジングケアに悩んでいる女性はぜひお試しあれ!